2004-07-20 ■ ふらんそわ句会 兼題「橋」 炎昼やペンキ剥がれし跨線橋 兼題「井戸」 井戸水で洗う俎板夏料理 兼題「深」 水打つて夕庭深くなりにけり 自由題三句 中身なきものこそ羨し浮いてこい甚平のままで天下を論じたりかなしくて瞼閉ずればねぶの花 席題「柴」 柴刈の翁の話蚊帳の内 席題「一揆」 花茣蓙で古老の語る一揆かな 席題「束」 向日葵を束ねて壷に投げ入れし 席題「夜明け」 蛇死して白き夜明けとなりにけり