玉敷句会(於キャンパスプラザ京都) 吟行:枳殻邸席題「全」 冬の日の全てセピアになつてゆく 硝子戸に沙翁全訳並べをり席題「限」 悪声の限りを尽くし鴨あそぶ席題「押」 寒鯉の水脈押し合ふて消えさらず自由 銹びてゆく雑木林に寒鴉 我がために購ふものな…
この頃は譲つてばかり木の葉髪
山茶花をこぼち散らして苔の庭
枯葉踏む小道誰にも行き会はず
今日はSさんの忌 眼差しを真似してみても冬の霧
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