大賢も大愚も居らず草茂る




うっかり読み飛ばしていたら、今月号の「蕗」で主宰がぼくの句をとりあげておられることを教えられた。今月とってもらったのは二句なので、まさか主宰の句評欄に載るとは思ってもいなかったのだ。
句は、3月のぽぷらに出した



雀の子遊び呆けて寺の塔


である。「一茶的な楽しさ」があると嬉しい評だった。
これはじつは幸田文さんに縁のある斑鳩法輪寺三重塔のスケッチなのである。