春の浪源八橋の名を伝へ




桜ノ宮まで仕事で出向く。大川(旧淀川)にかかる橋を源八橋という。江戸時代の源八渡しの名前をいまに伝える。ひさしぶりに太陽を拝むと、もうすっかり初夏だ。背広を脱いで、額の汗をぬぐう。調べてみたら蕪村に源八の渡しの句があった。

源八をわたりて梅のあるじかな  蕪村